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周智高校100周年 一藤の藤

卒業生 後輩へのメッセージ 地域に役立つ人材育て

「自分の好きな道を見つけてほしい」と期待を込める松井さん=森町の晴山陶房で

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 これまでに巣立った卒業生は約一万人。それぞれ地域産業の担い手として活躍している。

 陶芸家の松井富士雄さん(74)=第四十三回生、森町大門=と、地元森町長の村松藤雄さん(60)=第五十六回生、同町中川=が語る母校の思い出は、後輩たちへのメッセージに満ちている。

 「いたずらばかりしていて、決して胸を張れるような生徒ではありませんでした」と笑うのは、森町伝統の陶芸「森山焼」を伝承する松井さん。

 森山焼は一九〇九(明治四十二)年、中村秀吉によって創始された。志戸炉焼の流れをくみ、鮮やかな焼き色から「炎の芸術」と称されている。松井さんの作風は、森山焼が持つ日本的なぬくもりを民芸的に表現しているのが特徴だ。

「高校時代の体験が役立っている」と語る村松さん=森町役場で

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 「陶芸は体力勝負」。幼いころから体が弱かったが、高校での農業実習で健康な体と強い精神力が身に付いたという松井さんは、現在も土と向き合い、新たな作品作りに挑戦している。

 「まじめだけでは魅力的な大人になれない。高校時代に自分の好きな道を見つけて、社会に羽ばたいてほしい」と話す。

 「高校時代のさまざまな実践体験が、今の仕事に役立っています」と話すのは森町長三期目の村松さん。

 高校卒業後、大学に進学し県職員に。二〇〇〇年二月、森町長選に初当選。実務処理能力の手腕にたけ、町行政運営のかじ取りを担っている。

 在学中は、応援団長や生徒会長を務めるなどリーダーシップを発揮。「伝統の実習授業が充実していた。生徒の意識も高く、実践に強い学びの成果は社会の即戦力になった」と振り返る。

 〇九年に県立森高校と統合して誕生する新高校に「両校の建学の精神を受け継ぎ、地域に役立つ人材を育てる新たな高校を目指してほしい」と期待を込める。

部活動 二年・流通経済科 中村友巳さん

 僕が今頑張っていることは部活動です。周智の男子バレー部は、経験者が少ないため大会などで一勝することがなかなかできません。勝つためには、毎日の練習を集中して行い、仲間と良い所やダメな所をお互いに言い合うよう心掛けています。ぜひ、大会で一勝したいです。(文中敬称略)

 

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