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西遠女子学園100周年 忘るるなかれ若き日を

生徒の活躍(5) オーケストラ部

昭和60年、同校伝統の小学校招待音楽会で演奏するオーケストラ部

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美しい響きモットーに

 入学式、卒業式、創立記念式−。西遠女子学園ならではの厳かな式典にはいつも、オーケストラ部の奏でる美しい響きがある。

 全国的にも珍しい中学・高校のオーケストラ部。一九六四(昭和三十九)年、バイオリン部として三上孝一先生の下で発足し、数年でオーケストラ部になった。発足当初から、全国学校合奏コンクール県大会など県や東海地方のコンクールに出場し、優秀な成績を収めて来た。

 「美しい響き、感動する心」が部のモットー。現在部員は九十三人。レパートリーは、チャイコフスキー「花のワルツ」、パッヘルベル「カノン」などのクラシックから、「ムーンリバー」などのポピュラーまで多彩だ。三上先生から部を受け継いだ村木秀駿先生が、技術と共に音楽の素晴らしさを教える。同部OGの河野綾子先生も副顧問として、後輩たちの活躍を温かく見守る。

 校内行事のほか、さまざまな演奏会などで、しっとりと上品、優雅な“西遠の調べ”を披露している。今年三月、浜松市のアクトシティ浜松で行った第百回創立記念式では、作曲家服部克久さんらプロの音楽家と共演。二〇〇四年六月には、浜名湖花博で行われた桂由美シビルウエディングショーで演奏し、花々のイベントに「音の彩り」を添えた。

 村木先生は「演奏がうまくなるだけじゃなく、音楽を通じて人として成長し、人間性を高めることが一番大切」と力を込める。河野先生も「同じ部の仲間は、クラスメートとは違うつながりが生まれる。オケでしか、部活動でしか学べないことを、大切にしてほしい」と、ほほ笑んだ。

私と西遠 五年(高二)藤組 小楠千尋さん

 私がオーケストラ部で出会ったもの…それは、尊敬する師、一生の友、気遣いを忘れない先輩、かわいい後輩、そしてファゴットと夢! 今年は運良く多くの演奏会に恵まれています。そこでまた、新しい曲やたくさんの人が私を待ってくれていることでしょう。私の音を、皆さんに届けるべく、オーケストラ部として過ごす最後の夏、音楽に明け暮れたいと思います。(文中敬称略)

 

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