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西遠女子学園100周年 忘るるなかれ若き日を

生徒の活躍(3) バスケットボール部

学年を超えて仲良く練習をしているバスケットボール部

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全国大会出場が“悲願”

 一九二三(大正十二)年秋、学校が佐藤町へ移転し、校庭の整備が進むにつれて、運動部が次々と発足していった。「バスケットボール部」も大正十五年に発足。発足してまもなくから遠州大会、県大会に出場するなど活躍をみせた。

 運動部の活躍ぶりは、当時の校友会誌と同窓会誌を兼ねた「袖師賀母里(そでしがもり)」に掲載。生徒や同窓生たちの大きな励みと誇りになっていた。また、当時は応援歌や応援団がなかったが、日曜日に行われる試合には多くの生徒たちが会場に駆けつけ、心からの拍手と声援を送ったという。

 昭和十年代に入ってからも遠州大会、県大会に毎回出場するも、優勝には及ばなかった。戦後は、昭和二十三(一九四八)年から活動を再開。同二十六年からは県大会へ出場、指導者にも恵まれて猛特訓が開始された。その成果が実り、同三十二年以降は東海大会でも上位に食い込む強豪校に。同三十五年には決勝にも進出した。一方で、全国大会への出場成就は、今日にまで持ち越された“悲願”となっている。

 卒業後に活躍するOGも相次ぐ。同三十六年卒業の太田芳子選手、古田みさ子選手は三菱電機チームのメンバーとして世界選手権大会(昭和三十八年度)に出場。太田選手はアジア選手権大会(同三十九年度)にも出場し、アジアのベスト選手五人に選ばれた。

 現在は高校十六人、中学二十五人が所属。六月に新チームになったばかりで、和気あいあいと練習に励んでいる。部長の宮沢鈴奈さん(五年雪組)は「人数が少ない分、個々の技術や体力の向上が課題。仲間同士で声をしっかりかけ合って、一つでも上にいけるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

私と西遠 六年(高三)星組 伊達彩那さん

 バスケットなしに私の学園生活を振り返ることはできません。厳しい練習やキャプテンとしての責任、勉強との両立など、つらいこともたくさんあった中で、共に困難を乗り越え、六年間頑張った仲間を得られたのが、一番うれしいことです。先生や先輩方、支えてくれた家族への感謝の気持ちと、六年分の深い友情をずっと大切にしていきたいと思います。(文中敬称略)

 

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