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西遠女子学園100周年 忘るるなかれ若き日を

卒業生(10) 美乃 ほのかさん

友人との絆が支えに

 「中学から同じ仲間と過ごした六年間は、学園生活の大きな宝物。六年間でできた友人との絆(きずな)は、今も私の支えになっていますね」

 入学してまもなくから進路指導が始まり、将来の夢、目標を真剣に考えるようになった。宝塚歌劇団の公演はよく見に行っていたが、単なるファンの一人。舞台に立ちたいと思ったことはなかった。「進路のお話を聞いて、自分が何になりたいのか考えるようになって。急に思い立ったんですよ。『あ、宝塚に入りたい』って」と笑う。

 高校からは週末や長期休暇に、東京の宝塚音楽学校受験専門の教室に通った。歌、バレエ、面接など、超難関の突破を目指して努力を重ねた。最後のチャンスだった高校三年時の受験で、見事合格。「入学してすぐ、あのタイミングで決心できたから、間に合ったんだと思います。今の私があるのは、あの時の指導のおかげですね」

 教室のベランダや下校時のバスの中で、友人と過ごす時間が何より楽しかった。「何げないけれど、一番ワクワクする楽しい時間でした」。みんなで力を合わせた体育大会。出し物を考え、練習に励んだ時間も、大切な思い出だ。「『やるぞ!』という女子校ならではのパワーが好きでしたね」と振り返る。

 宝塚歌劇団雪組で三年目。歌、踊り、芝居がうまくなるのはもちろんのこと、「見る人が心引かれるかれんで美しい娘役」が、目標という。「西遠の指導方針、環境が恵まれていると、卒業後にすごく感じます。そこに自分がいられる幸せを感じてほしい。将来の夢、目標に向かって、あきらめずに頑張ってほしいですね」と声を弾ませた。

    ◆   ◆

 よしの・ほのか 高校五十四回。卒業後、宝塚音楽学校へ。二〇〇四年四月「スサノオ」で初舞台。七月の雪組全国ツアー「ベルサイユのばら−オスカル編」では少年時代のアンドレを演じる。

私と西遠 三年(中三)雪組 山下咲菜さん

 七月に南アフリカで開催されるトランポリンのインドパシフィック大会に出場することが決まり、百周年記念体育大会では全校の前で演技をすることができ、とてもうれしく思っています。初めての世界大会で緊張すると思いますが、今までの練習の成果を出せるように頑張ります。勉強との両立は大変ですが、時間を有効に使ってこれからも努力していきたいです。(文中敬称略)

 

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