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西遠女子学園100周年 忘るるなかれ若き日を

卒業生(8) 足立 夕子さん

本当の自由学んだ6年

 「『本当の自由』は自分で責任を持つこと。西遠ではどんな時、どんな場面でも、そうさせてくれました」

 高校三年間、放送委員として充実した日々を送った。時間を音楽で知らせる。授業の開始、下校の時間、掃除の時間、食事の時間など、それぞれの音楽が校内に流れた。「朝、ざわざわしていても、音楽が流れるとしーんとして。話を聞く姿勢に自然になるんですよ」

 四月。一年間のそれぞれの音楽を決める。約二十五人の放送委員が自分の推薦曲を熱くプレゼンテーション。投票で決定した。高校二年の時には掃除の音楽にクラシックをディスコ調にした曲を提案。首尾よく通り、その一年はノリのいい音楽の中で、みんなが掃除に取り組んだという。

 先輩たちにあこがれ、多くを学んだ。放送室に出入りする姿、放送の準備をする姿。とてもきびきびとしていて、美しかった。「しなやかで、ユーモアがあって、とても努力をしていて。決してうわべだけじゃない美しさがありましたね」

 仲間とはぶつかり合ったこともあった。時に涙を流したり、時に声を高く主張し合ったことも。毎日の放送、式典の音響照明担当、コンクール出品作品の制作。どんな時も真剣に一人一人が考えをまとめ、練り、話し合って進んだ。「どんなことでもプロセスを大切にする学校。それを繰り返す度、自分の中で一つ一つ成長することができました」

 「西遠で何気なく学んだことが、今、自分の血や肉になっている。六年間の時間はとても確かなものだと思います」と笑う。「卒業後に仕事や家庭の中で、そして母になってからわかることがきっと多い。今教わっていることを大切にしてほしいですね」

    ◆   ◆

 あだち・ゆうこ 高校三十一回。在学中は高校三年間放送委員を務め、二年時には委員長として活躍。卒業後は県交通安全協会に計十五年勤めるなどしている。長女舞子さん、二女佳菜子さんも西遠を卒業。磐田市富丘。

私と西遠 三年(中三)星組 神谷ゆり子さん

 百周年を迎えた西遠の体育大会。私は姉妹応援のリーダーになりました。歌やダンス、隊列などすべてのことを一から考え下級生に指導するというとても大変な仕事でした。責任の重い仕事をこなすことの大変さ、そして何よりみんなの協力の大切さを学びました。協力という大きなもので見事優勝できたことは、忘れられない思い出になりました。(文中敬称略)

 

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