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西遠女子学園100周年 忘るるなかれ若き日を

卒業生(4) 渥美 美恵子さん

すてきな先生多かった

 「自然に身に付くものが多かったですね。お作法も、礼儀も」

 今も、校門をくぐる時には自然に頭が下がる。学校に入る時には「よろしくお願いします」、帰る時には「ありがとうございました」−。校門でお辞儀をする生徒の姿は、西遠の先輩から後輩へと受け継がれる良き伝統の一つだ。「あの姿を見ると、何だかほっとします」とほほ笑む。

 同じ女性としてあこがれるすてきな先生が多かった。音楽の小泉先生もその一人。「ワンピースがとても似合っていて、とてもすてきでした。身のこなしもとても美しかったですね」と懐かしむ。

 男性の先生たちも負けてはいなかったようだ。「富郎先生もとてもおしゃれで。いつもスーツをビシッと着こなしていました。朝会の時に講堂に入っていらっしゃると、プーンといいにおいがしたものです。ハンサムでおしゃれな先生が何人もいましたよ」と、ほほ笑んだ。

 生来の器用さにはさらに磨きがかかり、現在は戸塚刺しゅうに熱中。学園の創立百周年の記念にと、美しい刺しゅうで縁取った鏡を寄贈した。「何よりも、礼儀正しく。女性として、人としての、礼儀を大切にしてほしい」と笑った。

    ◆   ◆

 あつみ・みえこ 高女二十九回。卒業後、東京・お茶の水家庭寮へ。富士楽器で二−三年務め、結婚を機に専業主婦に。同窓会の設立間もないころから、理事を務める。浜松市国吉町。

私と西遠 五年(高二)藤組 山田杏奈さん

 五月十三日の同窓会の記念式に係として参加しました。母校に帰って懐かしそうに思い出話に花を咲かせる姿や、涙ぐみながら校歌を力いっぱい歌う姿。卒業生の方は皆ほほ笑ましく誇らしい方ばかりでした。雨の中で案内をする私に「寒いから」と上着を貸そうとしてくれた方もいて、私はこの人たちの後輩でよかった、西遠の生徒でよかったと実感、とても貴重な一日となりました。(文中敬称略)

 

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