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三ケ日高校80周年 みかんの里を育てて

コース制 社会に役立つ環境学習

気田川の水質を調べる環境コースの生徒たち=春野町で

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 県内高校でもユニークな取り組みとして注目を集めているのが環境コース。環境に興味、関心を持ち、自ら行動できる生徒の育成を目指す。

 同校には二十年ほど前に設立された科学クラブがあった。生徒たちは町内外で野鳥の生態観察や浜名湖の水質汚染調査などに取り組んできた。そんな活動が認められ、日本学生科学賞、科学技術庁長官賞など各賞を受賞している。

 同クラブは同コース開設とともに廃部となったが、環境に対する姿勢はそのまま受け継がれている。二、三年生三十八人は今年もフィールドワークで、浜名湖や春野町の気田川などの水質調査を実施し、野鳥観察やマツの葉による大気汚染調査などに取り組んだ。

 三年河合泰裕(17)=三ケ日町=は「自分が住む町のために何ができるかを考えたくて環境を選んだ。多くの自然を学べ地球に優しい人間になれた気がした」と振り返る。環境についての知識があればと同コースを選んだ三年縣圭太(18)=同=は「水質検査のパックテストを体験するなどして、環境を守ることの大切さが分かった」と言う。

 環境問題は今や地球規模で考える時代。生徒たちは同コースを通して身近なところからじっくり環境について考える。二年伊藤仁岐(17)=同=は「環境のことを知り、社会のために少しでも役立てれば」と願う。

(文中敬称略)

 

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