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三ケ日高校80周年 みかんの里を育てて

学校の歩み 21世紀ふまえコース制

8月に進学希望の中学生を対象に開かれたコース制見学会。2000年度から導入されたコース制も受験生に着実に人気を集めつつある=三ケ日高で

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 一九七〇年、柑橘(かんきつ)科募集停止で普通科六クラス定員二百七十六人とした三ケ日高。しかし、入学生徒の減少で九一年以降定員割れの状態。「学校存続の危機」ともささやかれる中、“三高”復活の切り札で打ち出されたのが普通科コース制の導入だった。

 生徒減少は「普通科なら浜松市の高校へ」という生徒や父母の志向が原因。学校側は募集定員を九六年百六十人、九九年からは百二十人としたが、この年入学したのは八十人だった。

 危ぐした当時の校長、吉田修二(60)=雄踏町宇布見=は「地域に根ざし特色ある三高」のため全国的に注目を集めるコース制に着目。九八、九九年度文部省の教育課程研究指定校になったのを機に“新たな三高”実現に本格的に取り組んだ。

 その思いは次期校長服部克彦=現島田高校長=に受け継がれた。服部は研究委員会を設けコース制の在り方を模索。結果、特進クラスを充実し総合文理、環境教育の実績から環境、さらに高齢、情報社会に対応し福祉、情報ビジネスの計四コースを二〇〇〇年度から導入することとした。

 学校側の狙い通り、コース制導入初年度は百二十二人、本年度も百二十三人が入学。地元以外に湖西市や愛知県豊橋市内の受験生のコース制への人気は高まる。服部は「多くの人たちが三高を大切に思い支えているから」と喜ぶ。

(文中敬称略)

 

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