トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 気賀高校90周年 > 記事

ここから本文

気賀高校90周年 ひろ丘に輝く

OB編(10) 中学で体育教師 落合 浩美さん

陸上部の3年 今も支え

 気賀高陸上部に所属した落合(旧姓波多野)浩美(45)=掛川市=は一九七七年のインターハイ(全国高校総体)女子四百メートルで日本新で優勝するなど活躍。その後大学でも陸上を続け、今は掛川市東中学校で保健体育の教諭として生徒たちにスポーツの素晴らしさを教えている。落合は「高校陸上部の三年間が今の人生の支え」と強調する。

 七五年気賀高へ入学した落合は、中学校時代にバレーボールをやっていて「高校でもバレー」をと思っていたが、中学時代の走りのセンスを聞いていた当時陸上部顧問の山口嘉一教諭=浜松市=から「陸上をやれ」と陸上部にスカウト。負けず嫌いの性格で二百、四百メートル走の厳しい練習にも黙々と取り組んだ。

 二年生の時、長野県であったインターハイで六位入賞。三年の時、岡山県のインターハイ四百メートルで56秒29の日本新で優勝した。この優勝には思い出がある。インターハイ出場をかけ三重県伊勢市で開催の東海大会で、レース直前に山口教諭が病気で入院。「優勝しかないと思っていただけに先生の入院はショックで結果は二位。でもこの経験で技術、精神的に成長した」。

 この年米国で開かれた日米ジュニア大会、中国での日中対抗大会に出場し気を吐いた。七八年気賀高を卒業し大阪体育大へ進学、アジア大会などにも出場した。八三年教員となり、細江町細江中などを経て二〇〇〇年から現中学校に勤務する。

 高校陸上部時代の西尾佳世=引佐町=、宮分昭房=細江町=、今田典子=同=、縣澄子=引佐町=ら選手、マネージャーに励まされたことに感謝を忘れない。今は生徒に自分の頑張りに周囲の励ましも忘れないようにと教える。

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索