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気賀高校90周年 ひろ丘に輝く

OB編(5) 同窓会長 山口 恒夫さん

『人づくり』長年奔走

長年同窓会長として母校発展に努める山口さん=細江町で

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 長年同窓会長として母校のため奔走する山口恒夫(72)=細江町気賀=は、気賀高の前身の引佐高普通部を一九五一年三月に卒業。「同窓会との付き合いは五十年以上、ひたすら学校のためになればと思ってきただけ」と語る。

 入学当初、学校には部活動がなく山口は先生に頼まれ同級生らを集めて野球部をつくった。二年生の時に水泳部、体操部もつくった。「即席の部だが大会では結構頑張ってくれた」。三年生の時には関根貞義校長(故人)らの薦めで風紀委員長も務めた。「元気な生徒が多く、よくけんかの仲裁に入った」と笑う。

 卒業後、地元材木会社に就職したのを機に商売の面白さを知る。会社勤めの傍ら養鶏の仕事を手がけ株も勉強した。「朝から晩まで働き通しだったが楽しかった」

 三十一歳の時に独立、山口材木店を開いた。多くの従業員の先頭に立ち引佐町の山で材木の切り出しに汗を流した。その後、国産材の低迷などもあり三十年余の材木店に見切りを付け、今はうなぎ店経営に奮闘する。

 独立後、実業界での活躍ぶりと高校時代から面倒見のいい山口に同窓会が「学校に協力を」と白羽の矢をたてた。以来同窓会役員として頑張り、副会長時代の一九八七年には学校から感謝状が贈られた。

 今は同窓会長として物心両面で母校を支援、一万七千人のOBをまとめる一方、細江町選管委員や安協細江地区支部理事も務める。山口は「母校のために尽くすことは次代を担う人づくりにつながる」と今後も同窓会を応援していく気持ちは変わらない。

(文中敬称略)

 

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