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気賀高校90周年 ひろ丘に輝く

歴史編(3)教諭たち

待望の新校舎が完成

気賀小に間借りしていた1949年当時の気賀高

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 「生徒たちはそれぞれ目標に向かって頑張っていた」−。一九五一年、普通高校として新たな道を歩み始めた気賀高に勤めた教師たちは口をそろえて言う。

 五四年、細江町広岡に待望の新校舎が完成、気賀小での“間借り生活”に終わりを告げた。このころから生徒数は増え、学校内も活気にあふれていった。四八年から八一年まで化学教諭として勤めた野末定夫(82)=浜松市初生町。天然パーマのヘアスタイルで生徒らに「キャベツ」のニックネームを付けられたことは懐かしい思い出だ。

 「生徒たちはみな素直でまじめ、教えがいがあった。在職中は十人の校長に仕え、教務主任として生徒増に伴う教員の確保に苦労し、校舎建設にも奔走するなど気賀高とともに歩んできた三十三年間だったが楽しかった」。野末は退職後、十年ほどボランティアで拡大手図書活動に専念。今は戦争で亡くなった戦友たちのため写経の日々を送る。

 また七一年から八四年まで古典教諭として勤めたのが竹内玄三(80)=細江町気賀。三ケ日高定時制教諭から赴任した時「女子生徒が多く昔の女子学校の面影が残っている」と感じたという。

 野球部顧問を務める傍ら、進学を目指す生徒の面倒もよくみた。鈴木譲(45)=27回生、静岡西高教諭=、坂本好美(44)=同、三ケ日西小教諭=らが授業後、職員室へしばしば質問に来たことは今も記憶に残る。

 竹内は退職後、毎年十二月のカルタ取り大会の詠み人として気賀高へ通う。創立90周年を迎えた気賀高に野末、竹内は「さらなる発展のいい機会、先生も生徒も頑張れ」と応援する。

(文中敬称略)

 

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