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磐田南高校80周年 磐田が原の台地に

第4部 OBと語る 大橋 忍さん(同窓会長 高11回卒) 自主性高く、卒業生も応援

 二万人余の卒業生を抱える磐南の同窓会。今年八月から、大橋忍さん(61)=磐田市中泉、高十一回卒=が新会長に就任した。在校時代は生徒会長も務めた大橋さんに、母校に寄せる思いなどを聞いた。聞き手は一年生の松家利樹さん、吉村悠里さん。

     ◇

 −昔と今の磐南はどこが違いますか(松家)。

 「私たちが磐南にいたのは戦後十年ほどたったころ。物質面、生活面とも苦しさがまだ多少あった。今は恵まれた環境にあるよね。生徒が自立していて、いざというときには互いに協調できる点は変わっていない」

 −生徒会長で苦労したことは(吉村)。

 「学校全体をまとめるのは大変だった。部費の配分にしてもみんなが納得できるよう苦労した。しかし、楽しくやれたと思っている。多方面に気を遣い、みんなを満足させるという経験は、社会に出てからも生きた」

 −今でも残っている思い出の場所は(松家)。

 「建物はほとんど残っていないけど、小田原山や防風堤は思い出深い。当時の正門(今の東門)周辺も、桜の木が残っていて入学したころのことを思い出す。君たちは創立八十周年の節目に入学したのだけど、半年たってどうですか」

 −しっかりしている生徒が多いというあこがれがあったけど、実際にそうでした。伝統を壊さないようにという意識は大きいです(吉村)。

 −生徒の自主性が重んじられていると思います。社会に出ても自立した人間になれそう。部活の合宿などにも卒業生が来てくれますが、そこまで母校に愛着があったり誇りに思っているのはなぜでしょうか(松家)。

 「在校生や学校がしっかりしているからじゃないかな。君たちや学校が頑張っているから、卒業生も何かあればみんなで結束して応援しようという気持ちになる。これからもなんでもチャレンジして、頑張ってください。同窓会も応援します」

 −先輩の期待に応えられるように頑張ります(松家)。

 −誇りを持って、卒業生が私たちを見守ってくれているのが伝わりました。ありがとうございました(吉村)。

磐南を語る 3年 水野 聖子さん

 磐南に入って、はや二年半。私も中学の時に磐南にあこがれたものですが、入学してみるといろいろな面が見えてきます。先輩から、昔は生徒が自由な学校生活を送っていたと聞いていましたが、今は当時よりも少し伝統に縛られているような気がします。自分たちがもっと大人に信用されるためには、今何をすればよいか? それを考えていくことが、大切な気がします。

(文中敬称略)

 

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