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磐田南高校80周年 磐田が原の台地に

第2部 部活動、今昔 サッカー部(下) 6年ぶり県大会に出場

6年ぶりに県大会に出場した磐南イレブン=磐田市の安久路グラウンドで

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 七十年余の歴史を誇る磐南サッカー部。今年はインターハイ出場へ向けた県大会に、西部予選を勝ち抜いて六年ぶりに出場した。「創立八十周年の記念の年に、良い結果」と監督の駒形一路教諭=高三十四回卒。

 チームの主力メンバーは二年生の時から試合に出場していた。「経験も豊富で、同じ戦術でやってきたのが実を結んだのでは」と駒形教諭は躍進を分析。大石隆久主将も「一人ひとりが自分の役割をしっかりこなしている。チームワークもいいですよ」。試合に出られない三年生は、グラウンドの整備や後輩の指導に当たる。その姿にレギュラー組も気合が入った。

 今年の強さの秘けつはもう一つ。数年前から進めてきた磐田市内の高校との定期戦で、互いに実力を付けてきたのだ。また「勉強だけでなくサッカーでも勝負を」と、同校のような県内の進学校とも定期的に試合をして切磋琢磨(せっさたくま)。県大会には強豪校に交じって、磐田北、磐田東の磐田勢、浜松北、富士などの進学校勢とともに出場した。

 磐南サッカー部のOBたちは、磐周地区のサッカー界の発展を常にリードしてきた。サッカーワールドカップ日本代表のキャンプ地誘致はその集大成。練習場となる磐田スポーツ交流の里ゆめりあのオープニング試合、ジュビロ磐田−静岡産業大学戦で、サッカー部はボールボーイを務めた。

 駒形教諭もOBの一人。「サッカーで身を立てる選手はいないかも知れないけど、サッカーに携わる人材“サッカーピープル”を輩出できれば」と力を込める。大石主将も「将来は地元のサッカー少年団の指導者になりたい」と意欲的だ。

 地域のサッカー界を支えてきたOBたちと、これから支えていく現役部員は毎年正月二日、発足以来、新旧交流の練習を続けてきた母校のグラウンドに集う。OB会長で県議の安間英雄さん(56)=磐田市二之宮、高十八回卒=は「案内状を送らなくても全国から集まってきます」と目を細める。そして「勉強もできてサッカーもやれる、そんなチームになってほしい」と現役を激励した。

磐南を語る 2年 秋山愛子さん

 今だからこそ言えることだが、私は中学時代、磐田南高校にあこがれていた。磐南らしく、とはよく言ったもので、どうあることが「らしく」なのか。もしかしたら、私はその歴史と伝統にあこがれていたのかも知れない。そして、磐田南高校で活躍する先輩たちにあこがれていたのだろう。磐南を良くするも悪くするも、生徒次第なのだ。とはいえ、私たちに学校のことを考える余裕はない。各自が夢を追い続けることで、間接的に貢献していきたい。

(文中敬称略)

 

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