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引佐高校100周年  いなさの丘に

第4部 学校の未来(4) 樽井参思郎同窓会長 地域に愛され勤労愛好

創立100周年を機に新たな引佐高へと発展に期待する樽井同窓会長=引佐町の引佐高で

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 「長い年月の中でここまでやってこられたのは地元の学校として地域の皆さんに愛されてきたからだ。感謝しなければ」−。同窓会長の樽井参思郎(75)=細江町三和=は創立百周年に当たって、一万三千人近いOBを代表してこう語る。

 今回、生徒や大石校長から今後の母校に対する意見、考えを聞く機会を得た。多くの先輩が農業実習などで汗を流し、学んだことを将来に生かしてきた。そして今日の生徒も同様の道を歩んでいることをまず喜んだ。さらに、普通の生徒が入学し頑張ることで人間的に成長していくことが母校の良さであることもあらためて認識した。

 「創設者・伊東要蔵の意図した質実剛健、勤労愛好の教えが百年後の今も脈々と生徒に受け継がれている。まじめで切磋琢磨(せっさたくま)しているところが引佐高らしさだと思う」

 樽井は二十年以上前の県教委勤務当時、産業技術科開設にかかわりを持った。それだけに百年という大きな節目を機に母校がどのように“変身”していくか人一倍気にかける。「カリキュラムの見直しや施設充実など課題は多いが、時代の変化は受け入れていかざるを得ない。しかし、時代は変わっても引佐高らしさだけは残していかなければ」

(文中敬称略)

この連載は佐野和広、加藤隆士(前新居支局)が担当しました。

 

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