トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 引佐高校100周年  いなさの丘に > 記事

ここから本文

引佐高校100周年  いなさの丘に

第4部 学校の未来(3) 大石 收校長 生徒の多様化に対応

カリキュラムの見直しでより専門的な学習環境の整った引佐高を目指したいと話す大石校長=引佐町の引佐高で

写真

 農学校に始まり、百周年の歴史を重ねる間に生活、機械科の設置、さらに一九八七(昭和六十二)年から現在の産業技術科へと常に時代の要求に応じられるような教育環境を築いてきた。大石收校長は「より専門的な内容を学べるなど、きめ細かな教育に対応できる学校を」と、百周年を機に次の百年に向けた体制づくりに意欲を燃やす。

 大石校長の新しい教育環境づくりは、二〇〇三年度に始まる国の新指導要領への対応策でもある。現在の産業技術科のカリキュラムは一年生で共通科目、二、三年生ではコース制に分かれ専門科目を学ぶ。大石校長が考える時代に対応したカリキュラムとは−。

 三項目あり、一つ目はコース制をより深化させ生徒がさらに専門的に学べる環境づくり。二つ目は、何事も幅広く学びたい生徒のためのコース設定。三つ目は、進学希望の生徒の技術系大学への積極的な後押しを挙げている。

 同校では産業技術科の開設以来、卒業生たちが各分野で中心となって頑張り、親になった卒業生たちがわが子を入学させるケースも多いところが特色であり、伝統にもなっている。

 大石校長は「これからの学校は生徒の多様化した要求にこたえられなくてはだめだと思う。だからこそ伝統のよさを残しながら、新時代にふさわしい学校づくりを目指すべきだ」と強調する。

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索