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引佐高校100周年  いなさの丘に

第3部 学校は今(9) 自動車部 省燃費車に知恵絞る

車のことなら任せてと勢ぞろいする自動車部員たち=引佐町の引佐高で

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 自動車のことなら任せて−。つなぎ姿の部員たちはエンジンを分解しながら自信を込めて話す。創部二十年以上の歴史を持ち現在、部員数は十三人。車が大好きという部員の中で、三年生河澄将慶は生徒会長、鈴木栄一も応援団長とユニークな人材の集まりでもある。

 同部には自動車認証工場がある。部員たちは民間車検工場と同様、専用の整備機器を使って車の分解から整備、修理を経験する。「授業で車の勉強をする生徒たちよりレベルは高い」と顧問の河合悦次教諭は説明する。

 そんな地道な活動に加え九年前から毎年、富士川河川敷で開かれる県工業高校省燃費競技大会に挑戦している。ガソリン一リットルで何キロ走るかを競い合う競技で、県内の工業高から毎年三十チーム近くが出場する。

 同部は昨年一九〇・三六キロで二十位だった。ちなみに一位は八九一キロ。今年もガソリン部門に三台、電気部門に初めて一台が出場する。今は部員総出で車の調整に忙しい。三年生の小林克己部長は「車体をいかに軽くするかが決め手で、毎回知恵を絞ってます。今年は二十位以内、二五〇キロを目標に頑張ります」と笑顔で語っていた。

 「車が好きというだけでなく、大会出場をきっかけに部員たちが努力し、助け合うことを自然に学んでいるのが自動車部のよさ」と河合教諭は自慢する。

(文中敬称略)

 

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