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引佐高校100周年  いなさの丘に

第3部 学校は今(6) 柔道部 「名門復活」かけ一丸

名門復活をかけて練習に励む柔道部員たち=引佐町の引佐高で

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 武道場「練志館」で汗まみれになってけいこに打ち込む柔道部員たち。戦前「引佐高に柔道部あり」とその名を県内にとどろかせたが、その後思うような成績を上げておらず、部員たちは、名門復活をかけ黙々とけいこに励んでいる。

 柔道部の黄金期は戦前から二十年ほど前まで。顧問三年目の桂武彦教諭は「着任したときは部員も数人で、ほとんど休眠状態だった」。武道場に部員たちの姿が見えるようになると、少しずつ部員が増えた。中学校の経験者も入部してくるようになった。

 この夏には三年生の瀬野宗が県大会八一キロ級で健闘してベスト16に入り「やればできる」という自信を他の部員たちにつけた。高校から柔道を始めた二年生の片桐啓輔もその一人で、素早い動きで得意の背負い投げの技に磨きをかける。

 夏休みに入ってから十二人の部員たちは十、十一月の新人戦に向けて立ち技、寝技のけいこに一段と熱が入る。部長で二年生の藤田英樹は「みんなやる気いっぱい。伝統ある柔道部だけに強い引佐高にしたい」と意気込んでいる。

 桂教諭は「柔道部に必要なのは筋力トレ、走り込みなどによる基本的な体づくりが第一。それから技を身に付ければ強くなる」と強調する。部員と顧問の気持ちが今、一つになって名門復活を目指す。

(文中敬称略)

 

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