トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 引佐高校100周年  いなさの丘に > 記事

ここから本文

引佐高校100周年  いなさの丘に

第3部 学校は今(1) 産業技術科 総合型職業高 先取り

ハウスでメロン栽培を学ぶ生徒たち=引佐町の引佐高で

写真

 新時代に対応できる高校教育をと一九八七(昭和六十二)年、これまで続いてきた農業、園芸、生活、機械科を一本にまとめ新たにスタートした産業技術科。開設以来、十四年が経過したが、当初の狙い通り、生徒たちは三年間で身に付けた知識をしっかり就職面、進学に生かしている。

 産業技術科は一年生で国語など一般教養と産業基礎科目を修得。産業基礎では組織培養から水位報知器の製作、パソコン操作、プログラム作成と農、工、商業分野全般を実習を交えて学ぶ。

 二、三年生には教養科目に加え自分の適性、進路などを考え生物工学、生産流通、産業教養、電子機械、機械の五コースのいずれかを選択する。コース制では産業基礎の中で興味ある分野の専門技術、知識を学ぶ。

 産業技術科という専門学科は今も各地の職業高から注目されている。同科設置に奔走した当時校長の小池謙吾(73)=森町=、小野勝己(71)=浜松市=は「まさに総合型職業高を先取りした」と今日の発展ぶりを喜ぶ。

 同校では九〇年にバイオ室を増設するなど生徒たちに最新機器、設備による授業が受けられるように施設整備に力を入れる。大石收校長は「新世紀に入り、施設面だけでなく変化する社会に対応したコース制充実などカリキュラムの見直しにも取り組まなければ」と話す。

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索