トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 引佐高校100周年  いなさの丘に > 記事

ここから本文

引佐高校100周年  いなさの丘に

第2部 OBは語る(16) 野沢 義雄氏 ミカン栽培に情熱

引佐郡発展に尽力する野沢義雄さん=細江町の事務所で

写真

 ミカン栽培ブームのさなかに卒業、若手農家の一人としてまい進。今はその頑張りを県議としてぶつけているのが、野沢義雄(52)=六十四回生、細江町小野。

 ミカン農家の後継者を目指して一九六四(昭和三十九)年に園芸科へ。果樹を中心に畜産、花木などを学んだ。園芸科は発足して二年目。やる気満々で生徒思いの先生も多く「大場駿二先生などは頼れる兄みたいだった」と振り返る。

 当時郡内はミカン大増産一色。どこの農家もミカン園地の拡張や整備に大忙しの状態だった。作業が始まる春先にはクラスの三分の一近くが各農家へ園地整備の手伝いに出かけた。「机上より実践でミカン栽培を学べるし、先生も理解してくれた」と振り返る。

 六七年に卒業し、二年間は農林省果樹試験場(清水市)、さらに一年間を米国・カリフォルニアで柑橘(かんきつ)栽培の勉強に費やす。「県内のミカン栽培の現状を間近に知ることができ、参考になった」

 地元に戻り、家業に本腰を入れる傍ら、青年団、体育指導員などを務めた。学校時代は柔道部に在籍していたこともあり現在、引佐郡の柔剣道団体・士道会の会長としてスポーツを通し、子どもたちの健全育成に力を入れる。九四年、県議に初当選し、現在二期目。「ミカン畑は人に任せているが、時期が来たら、もう一度畑に出たい」 

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索