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引佐高校100周年  いなさの丘に

第2部 OBは語る(14) 八幡 和夫氏 卒業後、母校で勤務

引佐町助役として町発展に尽力する八幡和夫さん=引佐町役場で

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 八幡和夫(66)=五十回生、引佐町横尾=は指導力を見込まれ、一九九一(平成三)年から同町助役を務める。新世紀にふさわしい町づくりに日々奔走している。

 農家の跡継ぎとして五〇年に入学。戦後の混乱もほぼ収まり、生徒たちも平穏な学校生活を送っていた時期。八幡も勉学の合間に茶栽培や野菜収穫の実習に精を出した。五三年に卒業。学校の勧めもあって、それから四年間は生徒でなく、定時制事務助手として母校で働いた。

 「昼から夜九時ごろまでの勤務で結構、年輩の人たちも通学していた。みんなまじめだった」。元細江町議会議長を務めた同級生の中村準志=同町気賀=らも農業助手として勤務した。八幡の初任給は四千七百円。「月給をためて背広を買った」と懐かしむ。

 七〇年には、「従来の農業にとらわれない選択を」と後輩に当たる、引佐町の野沢忠夫=五十二回生=や高井守衛=五十六回生=らと洋ラン苗の栽培に着手。新事業が軌道に乗った四十歳の時、町議に立候補し、二期務めた。

 これを機に農業現場を離れ、行政の立場で農業振興に尽力。九一年に助役に起用され、産業振興など町発展に取り組む。「高校時代は多士済々の生徒たちばかりで、楽しかった」と母校の思い出を今も大切にしている。

(文中敬称略)

 

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