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浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る

野末 和男さん 商科2部 昭和43年卒 年齢差超え学び合う

卒業記念旅行で秋吉台を訪れた(右端が野末さん)

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 「新しき世紀を創(つく)るものは青年の熱と力である」。よく先輩が熱っぽく語っていた。新世紀なんてズーっと遠い将来のことと思っていたが、二十一世紀開幕の本年に創立五十周年の佳節を迎えることができる喜びでいっぱいであります。

 昭和四十一年、短期大学に入学したときのことを昨日のことのように思い出す。まだ日本中が東京オリンピックの余韻覚めやらぬ中の高校三年も終わりに近づいた晩秋の寒い日だったと思う。まだ進路の決まっていない私に、担任から「推薦してあげるから行ってみるか」と浜松短期大学を紹介していただきお世話になった。

 家業を手伝いながらの二年間の学生生活はあっという間に過ぎてしまったが、いろいろな職業を持った方々が、年齢差をものともせず学び合う向上心あふれる姿に触発され有意義に過ごすことができた。どんな先生方がいらしたかは記憶に薄いが「頑張りなよ」といつも笑顔で声をかけてくれた売店の優しいおばさんは今でも忘れない。

 学校で学んだことが即社会で役立つとは限らないが「学ばずは卑し」を肝に銘じる毎日であります。「未来は精いっぱい努力する人たちのものである」。ベルクソンの言葉を心に響かせている昨今です。

[メモ] 浜松短期大学の学園祭「浜短祭」は8、9の両日、浜松市のフォルテで開かれる。キャンパス以外で開催するのは初めてで、50周年の節目の学園祭を多くの人に見てもらおうという試み。

(文中敬称略)

 

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