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浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る

加茂 さよ子さん 商科2部 平成2年卒 年の差 全く気にならず

学生同士の交流の場として企画されたボウリング大会

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 私が浜短に入学したのは三十七歳の時でした。二部だから同年代の方たちも何人かいるだろうと思ったのですが、ほとんどが高校を卒業して入学した若い子ばかりで、「なんと場違いな所に来てしまった」と大変後悔しました。しかし、家族に無理を言って入学させてもらった手前、辞めるわけにもいかず、居直って頑張ろうと誓いました。いざ授業が始まってみると予想に反して若い子たちは年齢差など全然気にせずに話しかけてくれました。

 二部の学生の半分は全国各地から働きながら学びに来た人たちです。慣れない土地で仕事を終えてからの授業は空腹と眠気で言葉を交わすこともほとんどできない状態でした。そこで仲間たちと相談して商科・幼児教育科合同ボウリング大会や日帰り旅行など学生同士のコミュニケーションの場を持ちました。

 先生方も大変理解があり、学生との交流にも気軽に応じてくれました。しかし試験となると難問ばかり! みんなで励まし合って真剣に取り組みました。そして三十七人全員そろって卒業。卒業後は四組のカップルがゴールインし、いかに学生同士交流が深かったのかが分かります。

 二年間は学業はもちろんですが、人と人との心の温かさを学びました。こんな素晴らしい仲間たちと過ごした浜短でのことは生涯忘れられない大切な思い出となりました。

[メモ] 浜松短大ではインターネットのホームページで学校の沿革などを紹介。市民参加のイベントの情報なども随時公開している。

(文中敬称略)

 

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