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浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る

大高 恵美子さん 幼児教育科2部 平成6年卒 付属での実習にワクワク

美術演習の授業で粘土のオカリナづくりに取り組んだ

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 浜短を卒業してはや八年。現在は保育所に勤務している。私がなぜ四十歳を過ぎて学生になることになったか。それは私の勤めていた職場が民間委託になることが決まり、保育士を辞めるかどうか決断しなければならなかった。自分は幼児教育を今辞めることはできないと考えて、わが息子と同い年の十八歳の受験生と一緒に試験を受けました。

 「合格」。うれしかったです。入学式、ゼミのお誘い。同じクラスの子と歩いていたら「お母さんも娘さんを〇〇ゼミに勧誘してください」。あーあ、私も今日から十八歳に交じっての学生なのにと思ってショック。よく考えればだれがみてもおばさんである。

 学生生活は楽しかった。ただ体育の時間の鉄棒の逆上がりと縄跳びの二重跳び。やる気はあっても体がついていかない。昼間働いている私にとっては本当に大変だ。また、英語も先生の会話についていけず情けなかった。付属での実習は子どもたちと過ごせると思うとワクワク。四週間があっという間に過ぎた。

 二年後、教諭免許を取ることができた。途中でくじけそうになった時、家族や職場の励ましが支えとなり卒業することができ、うれしかった。現在は保育所長として働いているが、浜短でいろいろと学んだことが役立っている。振り返れば四十歳を過ぎてからの学生で大変でもあったが、人生のプラスになっていると思う。

[メモ] 今年の子どもフェスティバルは10月28日に開く予定。キャンパスを一般に開放し、親子連れらの参加を呼び掛けている。

(文中敬称略)

 

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