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浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る

村松 幸広さん 商科 昭和46年卒 学生指導に骨身惜しまず

助教授時代の昭和62年、卒業生とともに

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 私が浜松短大に在学したのは一九六九(昭和四十四)年から二年間だった。当時は高林の校舎がぽつんと建っている状態で、今のように建物や設備も整っていなかった。商科一部は一クラスで三十人程度の規模だった。欠席者がいれば一目瞭然(りょうぜん)で、二、三日クラスに顔を出さないと仲間に心配されたものだった。メンバーも多士済々で、半分社会人をやっていたり、資格を目指したり、四年制大学編入を狙って勉強する者、マージャンに熱中する者などが在学していた。いろいろなタイプの人間交流があって、楽しい時期を過ごすことができた。

 私は四大に編入し、さらに大学院に進学後、高校教員を経て、七九年に浜松短大の商科の助教授として赴任した。そのころは女子学生が増加し、華やいだ雰囲気があった。クラスの規模は大きくなったものの、教員と学生とのコミュニケーションは非常に密で、勉強に関する質問や悩み事などの相談に、ひっきりなしに各教員の研究室を訪れる学生の姿があった。

 浜松短大では、今でもそうであるが、学生の教育指導の点で骨身を惜しまない教員の姿があった。同僚との語らいの中に、常に学生志向という考え方があり、教育の原点を体現していた。今日、教授を務めている愛知大学での学生指導や教育の中で、その時の経験が大いに生きていると実感している。

[メモ] 浜松短大では、より専門性を高めたいという学生のため四年制大学編入担当教員を置き、志望校選定や受験対策を指導。推薦枠を認める大学も増えている。

(文中敬称略)

 

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