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浜松短大50周年(現浜松学院大短大部) 半世紀を語る

吉川 彰さん 商科二部 昭和41年卒 学生自治会長引き受ける

自治会役員として卒業アルバム委員を務めた仲間と(左から2人目が吉川さん)

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 在学中にびっくりしたことが二つ。その一つは入学して日も浅いころ、顔も知らない先輩に呼び止められた。「話があるから来てくれ」。何だろうとついていったら「お前、今度学生自治会長を引き受けてくれ」。びっくりするだけで考える暇も与えさせない先輩の気迫に押され、引き受けてしまった。

 二部の学生は、仕事を終えて学校に駆けつけ、疲れた体にむち打ち講義を聴くので、授業が終わると、ほとんどの人はすぐ帰ってしまう。これでは授業だけで友達をつくることも、情報交換をすることもできず、せっかくの学生生活も狭いものになってしまうと思っていたこともあって引き受けた。

 そのおかげで、学校の先生とも授業以外でお話しすることもできたし、友達に恵まれることになった。当時一緒に役員をした方とは、今もお付き合いさせていただいている。

 もう一つは、登校して黒板を見たら「吉川彰は授業が終わったら来るように 大野木」と書いてある。何だろう、英語はともかく大野木(吉兵衛)先生の授業はよくできているはずなのに、と思いながら先生の部屋にうかがった。

 「吉川、養子に行ってくれないか。小さな会社をやっている家だ。観察しているとお前は養子向きだ」。見込んでいただいたのはうれしかったが、すでに結婚していることを告げ、お断りしたのはいうまでもない。

[メモ] 最も古い学科は開学当初に設置された商科。現在は商学・経済、経営・会計、経営情報の三コースがある。

(文中敬称略)

 

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