トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る > 記事

ここから本文

浜松短大(現浜松学院大短大部)50周年 半世紀を語る

尾崎 雅彦さん 商科 昭和29年卒 木造仮校舎でのスタート

中部学生経営学研究会で青春の日に情熱をともにした他大学のメンバーと

写真

 一九五二(昭和二十七)年の入学当時、静岡県は東海道の要路にあり、特に浜松地方は商工業の盛んな地方であるにもかかわらず、高い商業教育を授ける教育機関がなかった。この状況を打開したいと、地元人の熱望により、まず商科専攻で設置された当時の短大の施設・設備は相当の不足で、悪条件の中での出発だった。木造仮校舎、日当たりが悪く、すきま風が入ってくる教室での勉学だった。

 しかし、勉学に対する気持ちは相当なものだった。その理由は魅力的で豪華な教授陣にあった。むさぼるように進んで聴講したものだ。取得単位数は規定よりもはるかに多かったと思う。勉学のほかに▽本学PRとして県内高校生に対する商業美術コンクールの開催▽自治会機関誌「商燈」の発行▽全国大学野球準決勝進出▽中部学生経営学研究会の誘致・開催▽県大学駅伝(浜松−静岡)参加など、二年間でよくもやったものだと思う。

 ともかく、好奇心のおう盛な連中が多かった。半世紀になろうとする今日も、いまだにその気持ちは衰えない。サムエル・ウルマンの「青春」の一節「青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだ」の通り、体力の衰えはあるものの、気力、好奇心、夢はますます大きくなっていく。畏友(いゆう)との毎月一回の会合を楽しみに、元気と心のいやしをいただいて私も青春しようと思っている。

[メモ] 現在の学科構成は、商科、幼児教育科、英語科。商科、幼児教育科には二部が設けられている。

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索