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浜商野球 栄光の80年史

守備にもろさ、不完全燃焼に 昭和62年

昭和62年当時の部員たち

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 2年連続での選抜甲子園出場など好成績が続いた浜商野球部。輝かしい活躍の後を受けた新チームは攻撃力が自慢だった。

 前年1986年の秋季大会は浜松地区大会準決勝で敗れるが、敗者復活戦を勝ち抜き西部大会へ。ここで浜商は全4試合で22点をたたき出す攻撃力で勝ち進む。しかし、県大会では初戦の二回戦で沼津東に1−8と、西部大会で好調だった打線が、ここでは沈黙した。

 翌87年の春季大会で、浜商打線は回復の兆しを見せる。西部地区大会では一、二回戦とも12得点を挙げ勝利。しかし、二回戦で11失点するなど守備の不安を抱え、準決勝ではその不安が的中。浜松西から12点を奪うが15点を失って敗退。県大会は一回戦で清水東に6−5と、得点はするが失点も多い内容。二回戦で日大三島に9−11と敗れ、守備のもろさがあらわになった。

 守備が課題になった夏の静岡大会。浜商は一回戦で田方農に10−0と圧勝。波に乗るかと思われたが、二回戦の東海大一戦は接戦。この試合、代打で公式戦唯一の打席に立った鈴木耕作(昭63卒)=磐田市中泉=の願いもむなしく2−4で敗退。飯田淳史(同)=同市富士見町=は「不完全燃焼。もっと力を出したかった」と、振り返る。

 短い夏だったが「多くのことを学び、今も心には浜商魂がある」と大久保朋治(同)=浜松市渡瀬町=。大橋一也(同)=三ケ日町三ケ日=も「後輩の試合を見に行くことが一番の楽しみ」と、語る。

 最後の夏は無念でも悔いはない。部員たちの熱い思いは翌年夏の甲子園の活躍につながる。 

 ▽昭和63年度卒業生=外山一也、堀江良行、山下晴輝、太田守久、須和部渉、飯田淳史、大久保朋治、伊奈岳、永田宗広、袴田洋司、鈴木耕作、縣俊樹、伊藤学、桔川克彦、藤田吉徳、大橋一也、鈴木雅之

文中敬称略

 

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