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浜商野球 栄光の80年史

強豪破り、夏の甲子園8強に 昭和63-平成元年

昭和63年の甲子園で活躍した部員たち

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 1988年、浜商野球部の夏は熱かった。

 静岡大会で浜商はノーシードから勝ち進む。二回戦からは接戦が続き、準々決勝で春季東海大会の覇者、東海大工を破り決勝で富士宮西と対戦した。試合は1−1で延長に入り、浜商は延長11回に1点を先行されるものの同点。13回にも1点を奪われ万事休すと思われたが、その裏2点を返しサヨナラ勝ち。県高校球史に残る逆転劇で甲子園切符を手にした。

 浜商の勢いは甲子園でも止まらない。初戦二回戦で強豪、池田(徳島)に延長14回、西尾隆広(平1卒)=天竜市山東=が決勝のホームを踏みサヨナラ勝ち。三回戦でも強豪、拓大紅陵(千葉)に4−3の逆転勝ち。夏の甲子園で8年ぶりに8強入りした。

 準々決勝の相手は沖縄水産。浜商は3回に1点を挙げて押し気味に試合を進めるが、浜商のお株を奪う沖縄水産の粘りで9回裏に2失点のサヨナラ負け。マウンドを守った岡本将秀(同)=豊田町池田=は「1年夏に肩をこわしたが、仲間に励まされ甲子園に行けたことが忘れられない」。

 翌89年夏の静岡大会で浜商は初戦の二回戦で富士東を下すが、三回戦ではノーシード袋井に4−9と敗退。9回に打たれた本塁打を遊撃手の竹上正幸(平2卒)=細江町気賀=はぼうぜんと見送った。この年の静岡大会は、浜商の選抜甲子園優勝時の主将、森下知幸(昭54卒)が率いた日大三島が制した。

 「練習後の雑談や買い食いが楽しみだった」。加藤佳孝(平1卒)=名古屋市中村区=、田中言彦(同)=細江町中川=、鈴木祐司(平2卒)=山形市五日町=、加藤国恭(同)=豊田町長森=は口をそろえる。喜びや悔しさを超えた素晴らしい仲間との出会いだった。

 ▽平成元年度卒業生=谷英哉、白井治、長谷晴久、佐藤善彦、山下晃永、小林孝至、菅沼沖充、加藤佳孝、鈴木孝治、田中言彦、増井偉安、新木友和、太田浩史、桜崎一宗、杉原一清、鈴木光敏、柳瀬城也、山田典弘、岡本将秀、西尾隆広

 ▽平成2年度卒業生=石川貴彦、石黒正樹、石埜徳之、伊藤崇、伊代住圭司、内山正孝、大塚尚弘、大橋憲二、岡田洋司、落合史佳、影山功、加藤国恭、河口均、北島三弘、熊谷克保、佐野孝典、鈴木祐司、須部隆義、竹上正幸、原田恵二、星川幸範、牧伸哉、松岡宏和、宮野太郎、森口毅、山崎成孝、山田紀磨

文中敬称略

 

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