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浜商野球 栄光の80年史

猛打で95年春の県大会優勝 平成6年−7年

1995年当時の部員たち

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 1993年秋に生まれたチームは秋季県大会二回戦で敗れ、翌94年の春季大会も西部大会二回戦敗退。夏の静岡大会では国際開洋、常葉橘、金谷を連破するが、四回戦で春の選抜甲子園出場校掛川西と対戦。石原茂政(平7卒)=浜北市寺島=が悔やむ終盤の逆転で1−4で敗れた。

 早朝と放課後の練習は長く、松下幸二(同)=掛川市北門=と田代大介(同)=湖西市鷲津=は始発列車で学校に行き、最終列車で帰宅する毎日。田代は寝過ごして豊橋まで行ったこともあった。雨沢茂雄(同)=浜松市白羽町=が「練習試合で負けた後、水飲みが禁止された」と振り返る厳しさだったが、榎谷優史(同)=同市浅田町=は「甲子園に行きたい一心での練習。苦しくなかった」。

 翌95年の春季大会では、そんな猛練習の成果が出る。浜商は西部地区大会を制し、県大会では4番、島田寛文(平8卒)=同市入野町=の打率5割を超す猛打などで15年ぶりに優勝。東海大会でも4強入りを果たす。

 夏の静岡大会で浜商は第1シード。静岡市商を7−5、島田商を6−3、静岡学園を3−2と次々に下し、準々決勝は春季県大会で12−0と勝った沼津学園が相手。が、試合中にけが人3人が出て1−6と大敗。あと一歩で甲子園を逃した。

 「悔やみきれない夏だった」と島田。内藤敦夫(同)=同市和合町=は「野球漬けであっという間の3年間だった」と振り返り、飯尾高志(同)=同市高林=は「仲間と甲子園目指して練習したのがなつかしい」。大村昌義(同)=同市八幡町=、大石将史(同)=同市松城町=が回顧する練習ボイコットもあったが、技術だけでなく部員の和を養った猛練習だった。

 ▽平成7年度卒業生=石原茂政、竹上哲史、森川竜、内山慎太郎、榎谷優史、柴田好英、広野勝哉、山本正浩、斉藤幸男、松下幸二、雨沢茂雄、堀越卓、田代大介、鈴木学、林田静也、平野澄緒、安藤朋宏

 ▽平成8年度卒業生=池沼亮、大村昌義、中山久和、神谷健吾、種子永豊、宮司智弘、室内秀樹、山下貢、岩本浩明、奥之山泰之、飯尾高志、大石将史、志賀充啓、山田裕隆、松本隆広、島田寛文、村松大介、井口広樹、佐藤真、内藤敦夫、菅沼忍

文中敬称略

 

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