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浜商野球 栄光の80年史

雨も味方7年ぶり甲子園 平成10-12年

2000年の夏の甲子園に出場した部員たち

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 1998年、春季大会西部予選二回戦負けだった浜商は、夏の静岡大会で変身。準々決勝で袋井商を9−2で下して4強入り。準決勝で浜松工に3−4で敗れたが、伝統校の意地を見せた。榊原満保(平11卒)=磐田市下岡田=は「思ったようなプレーはできなかったが頑張って練習した」。

 翌99年も浜商は夏の静岡大会で健闘する。三回戦では第1シードの静岡市商を6−2と圧倒。四回戦でこの年、準優勝した常葉橘に0−2と惜敗する。「試合後、監督の山田(忠)先生もいっしょに涙を流したことが忘れられない」と川口隼(平12卒)=長野県須坂市。選手、監督の無念さは翌年、花を開く。

 99年秋に生まれた新チームは、秋は県大会三回戦負け、翌2000年の春季大会は西部大会初戦敗退だったが、先輩同様、夏に底力を見せる。

 静岡大会三回戦で第5シードの静岡に12−6と圧勝。四回戦の伊東戦では坂本浩隆(平13卒)=浜北市新原=が好リリーフし8−1。準々決勝では第1シードの御殿場西に4回表を終わって0−7とリードされながら降雨ノーゲームに救われ、再試合は4−3で勝利。運も味方につけた浜商に敵はなく、決勝では常葉菊川と延長10回を戦い、3たびのビハインドをはねのけ4−3でサヨナラ勝ち。93年春の選抜以来、7年ぶりの甲子園切符を手にした。

 甲子園では一回戦で福井商に初回1点を先行されるが、7回に2点を挙げ逆転勝ち。2回戦では樟南(鹿児島)と対戦。樟南の5安打を上回る6安打を放つが本塁が遠く、0−3で敗れた。

 坂本と臼井洋輔(平13卒)=浜松市芳川町=は「甲子園の1勝が思い出」と回顧。村上剛志(同)=東京都日野市=は「御殿場西との降雨再試合が忘れられない」。夏に勝負をかけて結果を残した時代だった。

 ▽平成11年度卒業生=池田裕哉、鈴木竜介、高橋一通、永井俊行、名倉靖加、森大祐、高山真弘、榊原満保、鈴木信吾

 ▽平成12年度卒業生=雨沢義大、鈴木克英、藤原大輔、大沢貴久、藤田勇人、神谷真人、竹原義将、川島久典、鈴木伸英、川口隼、鈴木崇伯、片山良太、貴田敬也、鈴木信一郎、野末将秀

 ▽平成13年度卒業生=家本剛、鈴木敦史、原敬博、森上雄介、伊藤泰弘、臼井洋輔、太田英作、坂本浩隆、橋本昇、原田竜亘、小久保旭、鈴木岳樹、藤松敬吾、本多真一郎、松島博隆、村上剛志、山本佳宏

文中敬称略

 

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