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浜松西高80周年 西山台に時移り

卒業生編 経済界 各分野でリーダー役に

「仕事上で会った人が同窓生と分かると、距離が近くなる」と“西高効果”を語る伊藤孝さん=浜松市渡瀬町の林工組で

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 建設業関係の卒業生でつくる西山建設クラブ。会長の伊藤孝(昭42卒)=浜松市三組町=は、総合建設業の林工組社長だ。二年前から浜松建設業協会長、昨年から県建設業協会長となり、静岡県内の業界をリードする要職にある。

 西山建設クラブのメンバーには「県庁や市役所、ゼネコン、コンサルタント業などの先輩後輩がいて、仕事上プラスになる」と伊藤。現在、仕事上つながりを持つ須山建設会長の岡本彦一(昭22卒)=浜松市中島=、共栄建設社長の松井直人(昭51卒)=同市上島=もクラブのメンバーだ。

 公共工事費削減の影響などで業界は厳しいと言う。二十六歳で社長になり「一生懸命」をモットーにしてきた。「平成八、九年に比べて公共事業は半減。でも、三十年間で業績は伸びた」

 母校への愛着が強く、野球部の甲子園初出場の時は応援に駆け付けた。初勝利で「心の底から校歌を歌った。涙が出たよ」。西高後援会の副会長でもある。

 工作機械メーカー、エンシュウの社長は二代続けて西高のOB。現在の社長寺田一彦(昭34卒)=舞阪町舞阪=は、稲垣元(昭23卒)=浜松市西鴨江町=から十年前にバトンを引き継いだ。工作機械・光関連・機器事業の三部門を柱に県西部のものづくりを支えてきた。

 「生来の出無精」と多忙のため、西高同窓会などにはあまり顔を出さない。毎年二月に開かれる高校十一回卒の「士(さむらい)会」の集まりには、今年久しぶりに「出席」のはがきを出した。「社長になる時激励会を開いてもらったのに、ごぶさたしてしまって申し訳ない」と恐縮しきりだ。

 さまざまな業種でリーダーとなり、国内の産業や地元経済界を引っ張ってきた卒業生ら。その顔ぶれは多彩だ。元本田技研工業社長の河島喜好(昭20卒)=東京都=と元日本楽器製造(現ヤマハ)社長の河島博(昭23卒)=東京都=の兄弟をはじめ、出光興産の取締役を務めた藤田三男(昭31卒)。

 地元では、浜松信用金庫会長の鈴木富士男(昭26卒)=浜松市篠原町=。鈴木は前の西高同窓会長だ。静岡銀行では藤田紀彦(昭28卒)=沼津市=と鈴木盛雄(昭30卒)=東京都=、鈴木敬(昭33卒)=新居町浜名=が九〇年代の同時期に役員を務めた。

(文中敬称略)

将来の夢

 僕は将来、自然環境を改善したり、悪化を防いだりする研究者になりたいと思っています。今はさまざまな環境問題があり、それぞれ規模も違いますが、どんなささいなことでも、その土地や人々に貢献できるものなら、やりがいがあると思います。自分の持っている技術や知識を最大限に使って、環境問題の改善に貢献できる研究者になりたいと思います。3年 岩田 怜君

 私は将来、獣医師になりたいと考えています。今、一人暮らしの女性やお年寄りなど、心の支えとして動物の力を必要とする人々がたくさんいます。しかしその一方で、人間に捨てられたり、住む場所を失ったりする動物も少なくありません。私は、人間と動物が本来の生活をしながら共存共栄できる環境をつくる、そんな獣医師になりたいです。中等部2年 角替 麻里絵さん

 

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