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浜松学芸高100周年 学芸の詩

現況編 座談会 尊い歴史 今に生き

 本紙は百周年連載企画の締めくくりとして座談会を企画。学校当局やPTA、生徒の各代表者らに百年史の感慨や未来展望などを語っていただきました。出席者は服部頴明理事長、中村誠校長、柴田大翔(ひろと)生徒会長、米本紀子PTA会長、吉田貴美江ときわの会副会長、関一郎信音会会長の皆さんです。(以下敬称略)

 −百周年の感慨は。

 吉田 歴史の重みとともに二代目校長春治郎先生の教えを思い出します。何事も誠を尽くして一生懸命やる「信と愛」の精神、いまも私の生活信条となっています。

 関 音楽科に妻と娘が学びました。妻は(本紙に登場した)テノール歌手黒田晋也さんと同期。妻が定期演奏会に毎年足を運ぶ姿に“音楽同志”の熱意を感じます。

 米本 旧信愛でピアノ講師を務めた経験から芸術校のイメージがありましたが、六年前開設の特進科に息子が入学して一変。バランスとれた総合学校といえますね。

 −現在の学園生活は。

 柴田 体育祭では二年生がショータイムを企画、劇やダンスを催しますが、芸術系と特進の生徒それぞれに個性があってとても楽しいです。

 −本紙連載企画を読まれて感じたことは。

 関 同窓生の牧野正人さんが入学するいきさつが面白い。先生におだてられた弾みで、日本屈指のバリトン歌手となってしまう。才能はどう開花するか分からない。先生方、生徒さんともに励みになったのでは。

 中村 同窓生と在校生を同じ紙面で過去と現在を対比させる試みは“新機軸”ですね。

 服部 遠い昔の歴史と隔絶された在校生と同窓生と結びつくものがあることをうれしく頼もしくも思いました。

 米本 わが子を奉公に出さんとまで考え、学校の窮地をしのいだ初代校長みつさんの先取の気質は現在の校風に生かされている気がします。

 柴田 偶然にも僕たちが創立百周年の節目に在学し学校史を振り返ることができたのは本当にありがたいこと。豊かな日本を築いてこられた先輩方の頑張り、その歴史があって今の僕たちがあると認識できました。

 −学校の未来展望を。

 中村 もう一本の柱は「心の教育」。心を磨き、それぞれの個性を生かして好きな分野をとことん学べ生涯に生かせる学校づくりに努めたい。

 服部 信愛から学芸への変革は激動する社会で個性化、価値観の多様化に対応したもの。今後も皆さんの力を借りながら次の百年に向け心豊かな学芸を構築していきたい。

(文中敬称略)

 

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