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浜松学芸高100周年 学芸の詩

現況編 学芸ルネッサンス 学科充実 総合芸術校に

体育祭のアトラクションで奮闘する生徒たち=浜松市の浜松学芸高校で

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 「学芸ルネッサンス」−。本校発行の創立百年記念誌に登場する言葉だが、信愛から学芸へと校名変更した「一九九六年」の年は、そう呼ぶにふさわしい。

 この年、普通科に難関大学を目指す特進Cコース、さらに県内初の吹奏楽コースが誕生した。同時に音楽科以外すべての科・コースが男女共学となり制服も現在のブレザータイプに一新。電脳社会に対応し、インターネット上に学校の公式ウェブサイトを開設。昨年、全国唯一の電子音楽科の生徒たちが自作曲をサイトで公開するなど積極的に活用している。

 さて本年度は東海初の書道コースがスタート、従来の音楽科、美術造形科と併せて名実ともに「総合芸術校」を冠する形となった。中でも美術造形科は平成二年のコース開設から三年後、科に昇格。五期生が超難関の東京芸大美術学部に現役合格したのは特筆ものだ。

 「近年の二大エポックは音楽科開設と特進Cコースの開設」(中村誠校長)の言葉通り京都大、東大、阪大、名大など国公立大の合格者は過去四年間で五十一人に上る。二十人でスタートしたCコースは現在三百四十人。これは全校生徒の四割に当たる。

 要因として学校は「シラバス」と呼ばれる一時間単位の綿密な授業計画表、これを基にした少人数教育、習熟度別授業を挙げ「ようやく文部科学省が提言しだした施策」を先取りした形という。

 一方で部活動も盛ん。現在の男子サッカー部やバスケットボール部はCコース一期生が立ち上げた。アーチェリー部で東海大会に出場した生徒もいる。生徒会総務部が運営する文化祭や体育祭など学校行事も盛んだ。前生徒会長はCコースの生徒。昨年は体育祭でアトラクションに打ち上げ花火を初めて盛り込むなど学園生活にも意欲的。

 同コースの三年山下隼は「勉強、部活とも集中できるメリハリある学校生活」と明言する。獣医を目指して猛勉強の傍ら硬式テニス部にも熱中、六月の県大会で2回戦進出の自己ベストは胸を張っていい。

(文中敬称略)

 

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