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二俣高校90周年 「木の花」の下で

今、学校は コース制

進路に応じ実験、実習も

福祉コースの保育授業で乳幼児のためのおもちゃを作る生徒ら=二俣高校で

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 二俣高では進路に応じたコース制を導入している。特進、科学、国際、福祉の四コースで、国公立大学をはじめとした四年制大学への進学を目指す特進は一年生からスタート。他のコースは二年生からの選択となる。

 特進コースでは、受験教科重視のカリキュラムを組み、二年生から文理別コースを設定。早朝・放課後の課外補習、長期休み期間の学習会なども実施している。最近四年間では静岡、千葉、茨城、横浜国立、愛媛、山梨、都留文科といった国公立四年制大学に進学者を出している。

 科学コースは、理数系科目に重点を置いて実験や実習を多く取り入れた授業が特徴。理工・情報・農学・医療系への進学、就職に進路を定める。国際コースは実践的な英語学習を通して語学系や国際関係への進学、就職を目指す。英検受験の指導、校外での英語体験学習やホームステイの奨励なども行う。福祉コースは福祉・保育系への進学、就職を目的に、模擬体験学習や外部講師による実習指導、福祉施設や幼稚園などでの実習を進める。

 今年八月、進学を控えた中学生の一日体験入学を実施した。浜松市や磐田市、森町など二十の中学校から三年生二百人余りが集まり、グループ別に担当の高校生の案内で学校施設や部活動を見学した。学校側では特に今年は実際にコース別授業を体験できる時間を用意。中学生らは事前に希望したコースの授業を受け、短時間ではあったが二俣高の授業の雰囲気を味わった。

 コース別授業とともに、数学と英語の習熟度別学習、少人数教育、T・T(ティーム・ティーチング)教育、全校朝読書なども特色ある学習。福祉教育は十五年以上の実績を持つ。

 この四月に赴任した菰田康子校長は「とりわけ福祉教育については地域の期待も大きいと感じる。生徒たちが充実した毎日を過ごせるよう、教職員も一生懸命取り組んでいます」と話す。かつて父親が二俣高で国語教師として勤めていたこともあり、創立九十周年の節目に居合わせて思いは特別のようだ。

文中敬称略

 

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