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二俣高校90周年 「木の花」の下で

学校の未来 西田実行委員長

目的意識と実行力必要

90周年を振り返り、後輩たちに「意識の高さ」を求める西田実行委員長=浜松市二俣町で

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 創立九十周年を迎えた二俣高校。九十周年記念事業実行委員長で学校後援会理事長の西田光男氏、菰田康子校長、村松諄一同窓会長、大石衛PTA会長、内山典子生徒会長に、節目の年を迎えた思いや期待、学校の未来などについてそれぞれ語ってもらった。一回目は西田実行委員長。

 大正四年の創立以来九十年、長い校史に刻まれた苦悩と栄光の一コマ一コマは、社会情勢の変化とともに学校沿革の変遷となり、今日の成長発展を遂げてきた。

  女学校時代の三十五年間は、基礎づくりとともに、国をあげての激動・混乱の時代でもあった。その後の高等学校時代五十五年間は、手探りの揺籃(ようらん)期を経ての成長・発展を遂げる充実の時代であった。それは学制改革による新制高校発足というソフト、ハード両面における大改革の時代であり、施設・設備の充実とともに、校歌・校章、生徒会会則、同窓会規約、校訓、生徒信条制定など、着々と内容の充実が図られた時代だった。

 これらの背景にあったものは、時代の要請もさることながら、目的に向かいひたむきに取り組む生徒たちの意識の高さ、初志を貫徹しようとどこまでも粘る継続性であった。この目的意識と、実行力こそ九十年の歴史の重みとともに、未来への展望のもと、今あらためて二俣高校生徒に求められる資質であろう。現在を力いっぱい生き抜く糧にしてほしいものである。

 九十周年記念事業は、百周年の大きな節目を見据え、簡素ではあるが地域・生徒の皆さんに二俣高校のすばらしさを再認識していただけるよう意図したもの。生徒の皆さんには、九十周年記念事業を通して二俣高校九十年の歴史が果たしてきた、また今後果たさなければならない地域的使命や存在意義を重く受け止めていただきたい。

 そして今、大きく変わろうとしている時代の要請の中で、歴史が古ければ古いほど、卒業生が多ければ多いほど、重く受け止めなければならない大切なテーマであることを認識していただきたいと切に願っている。

文中敬称略

 

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