トップ > 静岡 > 高校・大学周年特集 > 袋井商業高校80周年 > 記事

ここから本文

袋井商業高校80周年 飛翔

歴史編 袋商ショップ 『商売は仕入れが命』

本格的な販売を経験して

「袋商ショップ」の開店式に臨む生徒たち=袋井商業高校で

写真

 期末試験を終えた生徒たちが、ほっと一息つけるはずの師走だが、今年は様子が違う。現役生たちは間近に迫った大イベントに向け、大忙しの毎日を送っている。

 十三、十四の両日に校内で初開催する「袋商ショップ」。これまで進めてきた開店準備は佳境に入り、八日からは商品の搬入や売り場のポップ制作、売り場装飾、チラシ配布など、校内をデパートに見立てる本格的な取り組みが始まっている。

 先月二十八日には、創立八十周年式典に合わせショップ開店式を開いた。吹奏楽部による華やかなファンファーレに押され壇上に立った社長の鈴木孝枝さん(三年)は「荒波に舟をこぎ出すようで不安です」と緊張した面持ちで切り出し「いよいよショップ開店です。社訓の『おもてなしの心』で社員一丸となり、全国に袋商ショップの名を知らしめましょう」と社員たちの士気を高めた。

 ショップに約五百万円を出資している同窓会は「ショップの成功はもちろん、出資の配当金も期待してますよ」と激励。各店長らは「当店は市価の三割引き。絶対損はさせませんよ」「他店では手に入らない目玉商品を取りそろえました」などそれぞれ取り扱う商品をPRし、商魂たくましさを見せた。

 開店一週間前、乗用車を販売する32HRの小幡竜也店長は、社員七人とともに仕入れ先の市内自動車販売店を訪ねた。取り扱い車種の選定と効果的な販売チラシの制作を学ぶためだ。販売店主はOBでもある西尾新太郎さん(54)=昭和四十二年卒、同市川井。高額商品の扱いに戸惑う小幡店長に「店長だろ、もっとしっかりしろ。商売は仕入れが命だぞ」とげきを飛ばす西尾さん。「せっかくの実践の場。ショップをお祭りごとにせず、地に足をつけた商売を経験してほしいからね」

 ショップで二十台の車を扱うことになる小幡店長。頭を悩ませながら「なんとしても完売させないと」と、店員とともに販売戦略を練っている。

 開店まであとわずか。四年前から同様の取り組みを続けている静岡市立商高が、六、七の両日に開いた今年のショップで、三万四千人の集客と二千万円の売り上げたという知らせも届いた。初回の試みで集客五千人、売り上げ一千万円を目指す袋商。“創業者”となった現役生の奮闘が見ものだ。

早朝練習が奏功、東海大会へ 日本語ワープロ部長 3年 木村有紀子さん

 日本語ワープロ部に入部時は、部内で最下位の成績でした。「このままではいけない」と思い、一年の二学期から早朝練習を始めました。徐々に記録も伸び、二年の西部大会では個人優勝、部長として出場した東海大会では団体で三位になりました。後輩には努力を重ねて、目標の全国大会出場を果たしてもらいたい。

(文中敬称略)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索