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袋井商業高校80周年 飛翔

人脈編 男女交際かつては厳禁

59年卒 富田とみ子さん (63歳)

64年卒 福崎美代子さん(58歳)

 開校当初は男子校だった袋商。男女共学となった一九四九(昭和二十四)年、初の女子生徒四人が入学。以来、女子生徒数は増え続け、近年は全校生徒数の七割近くを占めている。男子校の校風が残る昭和三十年代に学んだ女子卒業生二人に当時の思い出を聞いた。

 「現在のように自由奔放な学校生活ではなかっけど、仲間と過ごしたたくさんの思い出が詰まっています」。高尾から久能校舎への移転期に学んだ福崎(旧姓・田中)美代子さん=六四年卒・掛川市在住=は、懐かしそうに振り返る。教諭陣の熱心さが印象深く、とりわけ体育の山元(旧姓・内山)みどり教諭の指導ぶりは忘れられないと言う。「『良妻賢母』を徹底し、女子生徒のしつけに厳しい先生でした。女性らしさや頑張ることを教えられました」と感謝する。

 五九年卒の富田(旧姓・前嶋)とみ子さん=大東町在住=は「上下関係が厳しく、男子校特有のバンカラな雰囲気でしたが、それなりに楽しく過ごしていました」と言う。キャリアウーマンを夢見て、袋井高時代の普通科進学クラスで学び、クラブは新聞部に在籍。男子顔負けの行動力で学校新聞の取材、発行に活躍した。卒業後は専門学校で洋裁を学び、その後、生命保険会社の新人育成担当者として定年まで勤め「高校での人間関係が、社会に出てから役立った」と話す。

 男女交際は厳禁だった時代を過ごした二人。「男子と手をつなぐなんてとんでもなかった。体育祭のフォークダンスは緊張したっけ」と笑う。「それでも髪形や服装にさりげないおしゃれを楽しみました。なかには隠れて文通をしたり、校外で隠れて会ったりしていた生徒もいましたよ」

 昨年の創立八十周年記念式典に出席し、現役生の勤勉さと礼儀正しさに感動したという二人。「流行に流されないで、自分の行動に責任を持ってもらいたい」(福崎さん)「学生時代の仲間は一生の友人。互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら自分の生き方を学んでほしい」(富田さん)と後輩たちに期待する。

心に残る「わかふじ国体」 3年 平出 清香さん

 昨年のNEW!!わかふじ国体開会式でプラカーダーを担当しました。練習は大変でしたが、周囲の熱意で、自分も頑張らなければという気持ちが芽生えました。本番では無事役目を果たすことがで、充実感でいっぱいになりました。担当した宮崎県選手団からプレゼントや記念写真をもらうなどし、心の残るすばらしい思い出になりました。

(文中敬称略)

 

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