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「狐の嫁入り道中」ほほえましく 四日市の節分行事

 節分の3日、「日本一ほほえましい」ともいわれる厄よけ行事「狐の嫁入り道中」が、三重県四日市市の海山道神社であった。厄年の氏子男女がキツネの面と尾を付けて新郎新婦役を演じ、厄払いをした。

 神社が奉るキツネの婚礼を再現し、節分の恒例行事として戦後から続いている。新郎新婦は紋付きはかまと打ち掛けを装い、氏子40人に率いられて神社の周りを練り歩いた。

 境内の特設舞台に上がり、仲人役の男性による「コーンコーンコーン」という鳴き声で結婚式が始まった。三三九度の杯を交わした後、2人が福豆の入った袋をまくと、参拝客が手を伸ばして取り合った。

 新婦役の同市海山道町、高校2年池田香奈子さん(17)は「緊張したけれど、多くの人の助けがあって経験できた。華やかで一度体験してみたかった」、新郎役の同市馳出、卸売業嶋耕二さん(59)は「面で前が見えにくかったが貴重な経験。今後も健康で頑張って働きたい」と願いを込めた。

(中日新聞)

福豆を投げる狐の嫁役と婿役=三重県四日市市の海山道神社で

福豆を投げる狐の嫁役と婿役=三重県四日市市の海山道神社で

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