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高校出前講座で報道機関を「マスゴミ」 三重県議が謝罪

 三重県議会への理解を深めてもらうため県議会が9月に高校で実施した「県議会出前講座」の際に、講師を務めた旧民進党系の会派・新政みえ所属で同県伊勢市選出の広(ひろ)耕太郎議員(55)=1期=が、報道機関を「マスゴミ」などと批判していたことが分かった。

 講座は同県桑名市の桑名西高校で9月26日に開かれ、3年生310人が受講した。当時、県議会は1度決めた定数削減を取りやめた議決を巡って対立が続いており、広議員は生徒を前に削減反対の持論を展開。自身の主張を正確に伝えていないとNHKを名指しし「言ったことを切り取った」「報道が何と情けない。マスゴミですよ、もちろん」と述べた。

 出前講座の講師は県議にとって公務で、内規で「特定の政党色から離れ、客観的にさまざまな考えが存在することを紹介する」と定める。だが、広議員は賛否が分かれる定数問題で自身の主張だけ展開。当日夜、自らフェイスブックに「定数削減が間違っていることを説明し大きな拍手をもらった」と投稿したことで、議会内で中立性に欠けると反発が広がっていた。

 11日に出前講座を扱う県議会広聴広報会議が開かれ、発言の詳細が明らかになった。広議員が所属する会派からも「限られた時間でメディアが発言を編集するのはやむを得ない。それを高校生の前でマスゴミと言ってしまったことに衝撃を受けた」と批判が出た。広議員は既にフェイスブックの投稿を削除しており、広聴広報会議の場で「不適切な発言で、生徒、議会、マスコミにおわびする」と謝罪した。

(中日新聞)

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