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被告「事故の原因は居眠り」 名神ながらスマホ死傷事故控訴審

 滋賀県多賀町の名神高速道路で昨年11月、スマートフォンを操作しながら大型トラックを運転し、5人が死傷する多重事故を起こしたとして、大津地裁で求刑(禁錮2年)を上回る禁錮2年8月の実刑判決を受けた元トラック運転手前田博行被告(50)=新潟県見附市=の控訴審初公判が30日、大阪高裁であった。弁護側は量刑不当を主張し、即日結審した。判決は10月4日。

 前田被告は、控訴理由で「事故の原因は居眠りだった」と主張。代理人弁護士は「スマホの操作中ではなく、スマホを落としたことによる前方不注視により事故が起きた。類似の事故に比べ、1審判決の量刑は不当で重すぎる」などと指摘し、証拠調べや被告人質問を求めたが、高裁は却下した。検察側は控訴棄却を求めた。

 1審判決によると、昨年11月21日、被告は前方で渋滞が発生していると知りながら、名神高速下り線を時速約80キロで走行中にスマホを約10秒間見た上、床に落とし、愛知県一宮市の会社員水谷勇二さん=当時(44)=の乗用車に追突。水谷さんが頭を強く打って死亡したほか、追突に巻き込まれた車3台の計4人が負傷した。

(中日新聞)

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