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架空輸出で税不正還付 半田の社長ら容疑で逮捕

 架空の輸出販売を計上して消費税の還付を不正に受けるなどしたとして、名古屋地検特捜部は13日、消費税法違反などの疑いで、愛知県半田市の自動車販売会社「ネクストドアー」社長の秋田英一(49)と、経理担当の芝井美穂(41)=いずれも同市=の両容疑者を逮捕したと発表した。逮捕は12日で、名地検は名古屋国税局と合同で同社など関係先を家宅捜索した。

 逮捕容疑では、両容疑者は共謀し、消費税が海外への輸出販売には課税されず、仕入れ費など国内で支払った分が還付される「輸出免税」制度を悪用。2016年7〜9月、架空の輸出販売や仕入れ費を計上する手口などで、消費税1161万円の還付を不正に受けたとされる。

 さらに同年10〜12月にも同様の手口で、4613万円の還付を不正に受けようとしたとされる。特捜部は2人の認否を明らかにしていない。

 関係者によると、同社は東南アジアを中心にトヨタ自動車の「プリウス」などを実際に輸出している。

 信用調査会社などによると、同社は07年の設立で、資本金300万円。売上高は14年6月まで3年連続で8千万円だったが、15年は10倍以上の10億円、16年には27億円にまで急増していた。

 特捜部などは、消費税の不正還付を受けるため架空の輸出売り上げを計上したことにより、同社の業績が不自然に上向いた可能性があるとみて調べている。

(中日新聞)

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