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新種の「ブルセラ症」に感染 長野・佐久の無職男性

 長野県佐久地方の無職男性(64)が、新種の人獣共通感染症「ブルセラ症」に感染していたことが分かった。男性に海外渡航歴はなく、国立感染症研究所が感染経路を調べている。

 研究所と長野県によると、男性は悪寒などの症状を訴え、昨年6月16日に同県佐久市の佐久医療センターに入院。血液検査でブルセラ症の疑いが浮上し、研究所が遺伝子解析したところ、ネズミやリスを宿主とするブルセラ菌と近い新種と判明した。

 男性は猫と鶏を飼っており、研究所が鶏のふんや周辺の土壌を調べたが、感染源は特定できなかった。男性が宿主の動物と接触した可能性がある。現在、ブルセラ症の症状は治まったという。

 ブルセラ症は、ブルセラ菌に感染した家畜の肉などを食べることなどで感染するが、人から人への感染はまれとされる。発熱や関節痛などインフルエンザに似た症状が出て、治療しない場合の致死率は約5%。国内では1975年までに家畜が原因のブルセラ症は撲滅されたほか、99〜2017年に海外で感染し国内で確認された例が14あった。

(中日新聞)

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