トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

社会

河村市長「1階まで上がれるように」 名古屋城新天守

 復元される名古屋城の木造天守(5階建て)にエレベーターを設置しない方針を示した名古屋市の河村たかし市長は、10日午前に海外出張から帰国し「エレベーターだけがバリアフリーではない。(障害者や高齢者が)少なくとも1階までは確実に上がれるようにする」と話した。

 市長は3日からフランス・ランス市などを訪れており、中部国際空港(愛知県常滑市)で報道陣の取材に応じた。

 市長は「50年から100年で国宝を目指す。歴史的建造物とバリアフリーの共存で、必ず名古屋が世界の模範になる」と強調。今後、エレベーター以外の方法で、障害者や高齢者が登ることのできる新技術開発を目指し、国内外から提案を募るとした。

 名古屋市は9日、史実に忠実な復元のためエレベーターを設置せず、ロボットなど新技術の活用でバリアフリー化を目指す方針を示した。これに対し、障害者からは「福祉の後退につながる」などと反発の声が上がっている。

 市の計画では、今月7日から入場禁止となった現天守を来年9月から解体。5層5階建ての木造天守復元は2020年6月に着工し、22年12月に完成予定。総事業費は最大505億円。

(中日新聞)

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索