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社会

朝日新聞襲撃から31年 「犠牲、無駄にしないで」

 兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が襲撃され、記者2人が殺傷された事件から31年の3日、支局の祭壇には亡くなった小尻知博記者=当時(29)=の遺影が掲げられ、市民らが追悼した。それぞれが言論の自由の大切さに思いをはせるとともに、風化への懸念も聞かれた。

 元西宮市職員(68)は毎年この日に訪問してきた。「死が無駄にならないように若い世代に伝え続けることが大事」と話した。

 また、朝日新聞社幹部らが同日、広島県呉市にある小尻記者の墓を訪れ、手を合わせた。大阪本社の古川伝編集局長は「暴力や圧力に屈することなく多くの方に伝えていくことが私たちの仕事」と誓った。

(共同)

 朝日新聞阪神支局に掲げられた小尻知博記者の遺影に手を合わせる男性=3日午前、兵庫県西宮市

 朝日新聞阪神支局に掲げられた小尻知博記者の遺影に手を合わせる男性=3日午前、兵庫県西宮市

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