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経済

ヴィッツを「ヤリス」に統一 トヨタ検討、来年WRC招致機に

 トヨタ自動車が小型車「ヴィッツ」の名称を海外と同じ「ヤリス」に統一する方向で検討していることが分かった。トヨタがヤリスの改造車で参戦している世界ラリー選手権(WRC)が2019年に日本開催される可能性が浮上。大会でヤリスへの注目が高まるのを機に、国内名称も海外とそろえて販売増につなげる考えだ。

 1999年に発売されたヴィッツは、日産自動車の「マーチ」やホンダの「フィット」などと国内の小型車ブームのけん引役となった。17年末までに国内で累計約200万台を販売。トヨタの世界戦略車でもあり、海外では「ヤリス」の名称で累計747万台を売り上げた。

 改名議論のきっかけとなったのは、17年にトヨタが18年ぶりに復帰したWRC。欧州の拠点で開発したヤリス改造車を走らせ、復帰初年は13戦中、2度の優勝を果たした。「WRC効果もあり、欧州でのヤリス販売は伸びている」(トヨタ幹部)という。

 WRCは欧州中心に開かれているが、19年11月に愛知、岐阜両県での開催に向けて関係者が動いている。実現すれば、トヨタはヤリスで参戦する可能性が高く、露出度が高まる。

 トヨタは、ヤリス(ヴィッツ)の全面改良を19年末ごろに予定している。新型車の開発はWRCでの走行データなどを反映して進めており、「WRCで鍛え上げたヤリス」としてアピールしたい考えだ。

 ヴィッツは、才気を意味するドイツ語「ウィッツ」からの造語。ヤリスは、美しさと優雅さの象徴とされるギリシャ神話の女神「カリス」の名にちなむ。

(中日新聞)

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