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救助遅れ?車内の19歳男性死亡 福井大雪

 福井県警は8日、同県坂井市丸岡町上竹田の国道364号で7日、雪に埋もれた軽乗用車で富山県の会社員男性(19)が死亡しているのが見つかったと発表した。県警によると、男性から救助を求める110番が7日朝にあったが、県警は除雪車が通るのを待つように伝えただけだった。坂井署は「同様の通報がこのほかに2件あり、同じ対応をしていた」としている。

 署によると、7日午後6時40分ごろ、除雪作業員が道路右側で止まっていた車の運転席でぐったりしている男性を発見。男性はすでに死亡していた。車のエンジンはかかっておらず、当時、車の周囲は雪が60センチほど積もっていた。行政解剖の結果、男性の死因は一酸化炭素中毒と低体温症だった。

 男性は同日午前9時半ごろ「雪山に乗り上げて、午前0時から車が動かなくなった。業者を待っているが来ない」と110番し、県警は除雪車が通るのを待つように伝えた。約2時間後、署員が安否確認のため男性の携帯電話に電話したが、男性は出なかったという。死亡推定時刻は同日正午ごろで、通報から2時間半後だった。

 同署の笹川一雄副署長は「こういう事態は想定外だった」と話した。報道発表が遅れたことについて、「発見時に車のエンジンがかかっていなかったため、一酸化炭素中毒以外の可能性もあった。死因を特定するのに時間がかかった」としている。

 署によると、男性は自宅へ戻る途中だった。

 大雪による死者は8日までに、新潟県と北陸で計8人に上った。

(中日新聞)

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