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警察官の取り調べ「不当」 新栄の組員射殺で名地裁

 名古屋市中区で2016年7月、指定暴力団神戸山口組系三次団体の幹部を射殺したとして、殺人などの罪に問われた2被告の裁判員裁判で、名古屋地裁は7日、事件について供述し、共犯者として起訴された男に対する愛知県警の男性警部補の取り調べを「不当なものだった」と認定した。ただ、検察官の調べは適切だったとして検察官の供述調書を証拠として採用することを決めた。

 男は16年9月に両被告とともに起訴された後、11月に勾留中に死亡した。

 奥山豪裁判長は、男を取り調べた警部補が、男の知人に電話して差し入れを依頼していたことについて「便宜を図っていた」と判断。さらに「刑が短くなる期待を抱かせる取り調べがあった」とも指摘した。

 事件に関する男の供述は、検察側が重要な証拠として提出。弁護側は便宜供与などを理由に「信用性がない」と主張していた。

 起訴状によると、指定暴力団山口組弘道会系組幹部片倉竜理(48)=名古屋市中川区、元山口組系組員三井樹(46)=大阪市西成区=の両被告は、男と共謀し16年7月15日、名古屋市中区新栄のマンションで、神戸山口組系三次団体の斉木竜生幹部=当時(64)=を拳銃で射殺したとされる。

 (中日新聞)

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