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空見ふ頭展示場、断念へ 名古屋市、名港内で代替地検討

 名古屋市は、港区の名古屋港・空見ふ頭で構想している5万平方メートル規模の大規模展示場計画を断念する方向で検討に入ったことが分かった。中部国際空港島(愛知県常滑市)で先行して展示場計画を進める愛知県の同意が得られないことが最大の理由。市は空見以外の名古屋港を軸に代替地の検討を急ぐ。

 展示場計画は市と県がそれぞれ候補地を探り、県が2016年に空港島に6万平方メートル規模の建設を決定。来年9月の開業に向け着工した。市も同時期に空見ふ頭の東邦ガス所有地に展示場を新設し、南側の金城ふ頭の国際展示場ポートメッセなごやの移転、拡充と併せ計10万平方メートル規模の構想を表明。2017年度予算に交通アクセスなどの調査費2千万円を計上した。

 だが、大村秀章知事が土壌汚染の恐れや近くに駅がないことなどから、反対を表明。市議会が「調査は市長と知事の関係が解きほぐされた段階で」との条件で予算を認めた経緯もあり、調査はできない状態だった。

 関係者によると、河村たかし市長が県側に最終確認したところ、あらためて反対の意向を伝えられたもようだ。年度末が迫っていることから、市は構想の変更が必要と判断。市長は本紙の取材に「市内に大規模展示場が必要なのは変わりない。今後も不退転の決意で臨み、名古屋の商売のために尽くす」と話した。地権者の東邦ガスと協議した上で最終的に判断する。

 市は18年度にも立ち上げる有識者懇談会で具体的な代替地を探る方針。

(中日新聞)

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