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鑑定入院の男性逃走 名古屋、トイレの窓壊す

 13日午後0時40分ごろ、名古屋市千種区の愛知県精神医療センターに鑑定入院していた20代のブラジル国籍の男性が、逃げ出した。男性は傷害事件で逮捕された後、不起訴になっており、センターや県警が行方を捜している。鑑定入院していた患者が抜け出したのは初めてという。

 センターによると、敷地内を歩いていた男性職員が、病棟2階から黒っぽい服装をした外国人が飛び降りて走って行くのを発見。職員らが確認したところ、ブラジル国籍の男性の姿がなくなっていたという。病棟には鍵がかかっていたが、男性の個室がある2階のトイレの窓のストッパーが壊されていたという。

 逃走から10分後には、近くの路上でたばこを吸いながら歩いているのを別の職員が見つけたが、名前を呼んだところ走って逃げていったという。

 男性は身長約180センチで中肉中背の短髪。昨年7月、県内で家族を何らかの凶器で突き刺し、全治1カ月のけがを負わせたとして、県警が逮捕。12月7日に、心神喪失を理由に地検が不起訴とし、同日付で地裁が入院などが必要かを判断するための鑑定入院を命じて、センターに入っていたという。病院内でのトラブルはなく、症状も落ち着いていたらしい。

 センターの粉川進院長は「本来、離院してはならない人が離院してしまったことは誠に申し訳ないと考えている。これを教訓に再発防止を徹底する」とコメントした。

(中日新聞)

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