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木製コースター、1月営業終了 ナガシマ、19年春に新型へ

 三重県桑名市の遊園地ナガシマスパーランドにある国内最大の木製ジェットコースター「ホワイトサイクロン」が全面改修のため、来年1月28日で営業を終える。運行開始から23年、独特の乗り心地がトロッコに例えられる名物機種を楽しんだのは延べ2200万人。2019年春には、木と鋼鉄を融合させた国内初のコースターに生まれ変わる。

 運営する長島観光開発によると、ホワイトサイクロンは1994年3月、国内2番目の木製コースターとして誕生した。全長は1715メートル、最高点は45・5メートルと、いずれも当時世界一。レールと接合部品以外は全て木製で、4LDKの家屋1000戸分のアメリカ松が使われている。

 白い雪山のような外観は園のシンボルとなり、ガタガタと小刻みに揺れて木のきしみを感じさせる乗り心地が人気に。導入した94年の来園者は前年比70万人増の422万人。混雑で4時間待ちの日もあった。今年11月末までの1年間は60万人が乗った。

 全面改修の計画では2月から米国の大手会社に工事を委託し、支柱など主要部に鋼材を使う。木製では実現できなかったツイスト(横回転)区間を導入。最大斜度は現行の50度を大きく上回り、最高速度も増す。再設計に伴い、「サイクロン」名の由来になった渦巻き状の構造は消える。

 遊園地事業を統括する戸田豊一常務(61)は、ホワイトサイクロン導入時の経緯を「建築基準法の緩和でようやく実現した40年来の悲願だった」と振り返る。「『もっとすごいものを』という声に応えていくのが使命。工事は建て替えに近く、リニューアル(改修)というよりリボーン(生まれ変わり)。新しい感動を提供できるはず」と語る。

(中日新聞)

来年1月28日で営業を終えるホワイトサイクロン。特徴的な渦巻き状の構造は消える=28日、三重県桑名市のナガシマスパーランドで、本社ヘリ「まなづる」から

来年1月28日で営業を終えるホワイトサイクロン。特徴的な渦巻き状の構造は消える=28日、三重県桑名市のナガシマスパーランドで、本社ヘリ「まなづる」から

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